2010/01/24 12:39 AM RECIPE〜日々のお料理

かわいい彩り食材

京都へ行くと、小さな商店が軒を連ねる小路を行くのも楽しみのひとつ。
今回は年末に行ったので、年の瀬のにぎやかな錦小路を散策。
時期的に、お正月にふさわしい華やかな食材がいろいろと並んでいました。
かわいいのでいくつかおみやげに購入!

花麩
魚のすり身と昆布、焼き麩でできた手毬麩詰め合わせ。
珍味の喜久屋で購入しました。

本来は、おすまし系の吸い地に、手毬麩を椀種の主役として、
あとは三つ葉やじゅんさいをツマに・・・というお上品な具のほうが
このかわいらしさが生きるとは思うのですが、具だくさん好きな私が作ると
吸い物というよりも、雑多な感じの、まさに「雑煮」になります・・・。
吸い物

私の実家から、手作りのお餅がたくさん送られてくるので、
わが家にとって「お雑煮」はお正月限定ではなく、
秋冬の間、かなり頻繁に登場する食べ物。
しっかり取ったダシに、さらに鶏肉のダシも効かせています。

色合いのかわいい「にしきごま」も買ってみました。
人参・かぼちゃ・ほうれん草・トマト・梅粉末・・・という天然の色。
店頭で味見させてもらったら、これだけで食べても十分おいしい!
おにぎり
せっかくかわいいので、小さな三角おにぎりに。
おにぎりの中には佃煮を入れ、天然塩を両手に付けて握りました。
俵型にして全体にごまをまぶしてもかわいいかも!

田邊屋商店の「五色あられ」。ぶぶあられのカラフルバージョンです。
ぶぶあられはふだん、だし茶漬けにのせて食べていますが、
このカラフル具合は、お豆腐の白に合いそう! ということで。
豆腐
この豆腐サラダは、わが家の定番メニューをアレンジしたもの。
いつもは、普通のあられ(亀田製菓とか)をのせ、
小ねぎやシブレットを散らして、醤油ドレッシングをかけています。
味の面では普通のあられの食感や塩っ気があったほうがおいしいので、
普通のと「五色あられ」と両方使うと、見た目も味もばっちりかも。
先にドレッシングをかけてから五色あられをのせたほうがキレイにできます。

Veronica

錫の酒器と揃いの数珠

今回の京都旅行で、以前から探していたものを買うことができました。
それは、錫(すず)のお猪口。
seikadou01

これまでにも錫の酒器は意識的にいろいろ見ていたのですが
なかなか「これ」というデザインにめぐりあえず。
期待を込めて向かった先は、日本で最古の錫工房・清課堂
お店の雰囲気は「ここがあの清課堂!?」と一瞬不安になるくらい
何のてらいもなく、どちらかというと庶民的な個人商店という印象。
でも、ガラス戸の中に陳列された作品たちはモダンでかっこよくて、
じーっと見ているとどれもこれも欲しくなってしまうのです。

値段的に何個も買うことはできないので、悩みに悩んでこちらを購入。
錫

錫の器というと、肌(表面)に杉目や鎚目(つちめ)など、
独特の柄を施して風合いを出したものを多く見かけますが、
私たちが惹かれたのは鏡面のように研ぎ上げられた肌合いでした。
すっとまっすぐに立ち上がったシンプルな形も素敵です。
彼のブログでも紹介していますが、スタッキングできて実用性も文句なし。
これでまたひとつ、日本酒を味わう楽しみが増えました。

肌合いや形の違うお猪口も使ってみたいし、
徳利やちろりもいつかは欲しいな、と思ってしまいます。
オンラインショップもあるようですが、やはり実物を見てから買いたい。
京都へ行くたびにお店に寄っては、ご縁があれば買ってしまうかも。
7代目店主はまだまだお若いんですね。今後のご活躍にさらに期待!

そしてもうひとつのおみやげは、まったく買う予定のなかったもの。

お数珠です。
数珠01

今回の旅の目的のひとつは、私の兄が分骨されている西本願寺
お参りに行くことだったのですが、お寺を初めて訪れたトキワが
売店で売られているお数珠にえらく興味を示したため、
うちの彼が「数珠って天然素材だし色も渋いし、いいよねぇ」と言い出して。

西本願寺で買ってもよかったのですが、
赤ちゃん用にしてはいい値段だし、せっかくなら好きなデザインにしたいので
「どこか仏具屋さんで探してみようか」ということになったのです。
数珠を見つけたお店の詳細や購入の顛末は彼のブログを見ていただくとして
結局、トキワ用とパパ用と2つを購入しました。
数珠02

小さいほうをトキワにはめるとこんな感じ。

数珠03

けれども、おとなしく腕にはめてなんかいません。

toki-juzu02まず手始めにじーっと眺め、

toki-juzu05むーんと引っ張り回し、

なめまわしたかと思うと
toki-juzu03やけに嬉しそうににんまり笑い、
toki-juzu01さらには頭にかざしてご満悦。

大いに盛り上がりまくるトキワ和尚なのでした。

**旅のメモ その2**
ギャラリーひたむき
清課堂に向かう途中で見かけて立ち寄ったギャラリー。
小さい空間に、気になる器がいろいろ。
今回は買わなかったけれど、気になる作家さん↓をここで知った。

木下和美さん(京都の作家)
シンプルでシャープなラインがけっこう好み。
黒釉の色合いも素敵。

濱中史朗さん(山口の作家)
私の地元・山口の人。萩焼にもこんなモダンな作品があったとは!
ギャラリーひたむきで見かけたのはレース模様のロックグラス
なんて乙女なの!と思ったのだけど、シャープなラインの
男っぽい器もいろいろ作っているよう。

Veronica

2010/01/12 12:29 AM OUT〜おでかけ・旅行

京都の宿 cinqとles trois maisons

ryouanji01
年末に、ちょっとした用事があって京都へ行ってきました。
年の瀬の京都は人も少なめで、寒さもさほど厳しくなく、
動きやすかったです。欲しかったモノも買えたし、
おいしいものもあれこれいただいてきました。
会席料理
↑希味(のぞみ)のランチコース。お座敷なのでトキワも嬉しそう。
2100円のを頼んだら、出るわ出るわ・・・デザートまでたっぷり!

さて、京都の「お土産」は次回の日記でご紹介するとして、
まずはこの旅で一番の収穫ともいえるお宿のことを記します。
今回泊まったのは町屋を改造した宿で、1階がカフェ、2階が宿泊施設。
じつはこの素敵な宿を見つけたのは、まったくの偶然でした。
秋口に、たまたま代官山周辺で取材に使えるカフェを探していて
eau cafeのHPを見ていたら、「旅館始めました」のバナーが。
そうなんだぁ・・・とのぞいてみたら、なんだかよさそうな感じです。
京都で2カ所やっているというので、それぞれに1泊することに。

1日目は、御幸町(ごこまち)通りにあるcinq petit chambre

5 bedroom
120年続いた旅館を継承した建物で、小さなお部屋が5つ。
古い佇まいを残しつつも、カフェを多く手がける会社らしいセンスで
小粋な和モダンテイストもほどよく取り入れられて、いい雰囲気です。
リーズナブルだし立地がいいので、旅の拠点にするにもおすすめ。

5 bath
バスルームはモダンで清潔。アメニティはMARKS&WEBです。
そして、寝具には超高級羽毛布団が使われています。
雰囲気を味わうだけでなく、ゆっくり眠る場所としても非常に優秀。

でも何よりすばらしいと思ったのは、 スタッフの対応でした。
格式ある旅館のような接客を期待する人には物足りないかもしれませんが、
自然でかしこまらず、私たちにはむしろホッとできる感じ。
予約の電話のときから、とても気持ちのよい対応をしてもらいました。

2日目は、西陣の住宅街にあるles trois maisons。
cinqに比べると立地的には不便ですが、こちらがまた雰囲気抜群!
宿のほうは1日1組限定で、2階を借り切る形。
2日目から合流した兄夫婦と一緒に、広々とした滞在を楽しみました。

maisons
私たちが使った寝室。トキワを間に挟んで、3人で寝ました。
壁に開けられた四角い明かり取りの向こうはリビングルーム。
maisons room
兄夫婦は畳に布団が敷かれた和の寝室を利用。
小さな坪庭を見下ろす縁側もあり、こちらもいい雰囲気です。
cinqと同じく、最高級の羽毛布団が用意されていました。

maisons bath
バスルームもcinqと同様に、モダンかつ清潔で気持ちよく使えます。
古い建物って、それだけで特有の雰囲気があったりもしますが、
水回りまで古いままだと、ちょっと使いにくいですよね?
そういう意味で、cinqもここも理想的な改装がされている気がしました。

maisons living
夜は、maisonsを切り盛りするスタッフの久枝ちゃんを誘い、
cinqでお世話になった池尻さんも呼び出してもらって、
リビングで酒宴を楽しみました。トキワもミルクで参加☆

じつは、池尻さんは予約の段階からいろいろお世話になっていて、
電話の応対から「親切で気のいいおじさん」だと思っていたのですが
じつはうちの彼と同い年の青年(?)だったのです。
cinqのチェックインのとき(つまり直接会って5分と経たないうちに)
うちの彼は池尻さんを「面白い人だ。話したい!」と思ったようで、
いきなり「今日ヒマですか? 飲みません?」と誘っていました。

maisons ikejiri
池尻さんはあれこれ忙しい人なのでその日はフラれてしまったのですが、
京都2日目の夜に、maisonsのリビングで、飲む機会を持てたわけです。
日本酒にもワインにも詳しく、何でも器用にこなしてしまう池尻さん。
思ったとおり、いろんな意味でおもしろい人でした。
※一番飲みたがっていたうちの彼は、この日、
早くから日本酒やワインを飲んでしまったため途中から記憶がないらしく、
翌朝「飲み過ぎるといろいろ忘れてもったいないなぁ」と後悔してました。

宿の人たちとこんな形で交流できるのも、なかなか素敵な旅の形。

久枝ちゃんともすっかり仲良くなって、
翌朝は1階のカフェでコーヒーをいただきました。
maisons cafe
私たちが大好きな高橋ピエールさんの音楽を久枝ちゃんも好きらしく、
カフェにはピエールギターが流れていました。
いつかピエールさんをここに招いてライブをしたいそうです。
実現したら、私たちもまたここに泊まりに来たいなぁ。

トキワも久枝ちゃんが好きになったようで、酒宴のときから
彼女の顔をじーっと見ていたので、帰り際に抱っこで記念撮影。
maisons hisae

久枝ちゃん、池尻さん、どうもありがとう。またよろしく。

**旅のメモ**
喫茶 静香
久枝ちゃんが教えてくれた、maisonsから歩いて数分の喫茶店。
朝食に、サンドイッチとホットケーキをいただきました。
ホットケーキはなつかしい味、サンドイッチもおいしかった!
こういうお店はタバコが気になってなかなか行けないのだけど、
朝だったせいか全く煙害なし。トキワにも優しくしていただけました。

Le Petit Mec
池尻さんが教えてくれたブーランジェリーカフェ。
ここで朝食を取るつもりだったのですが、この日はお休みでした。
次回は行ってみたいですね。

Veronica

2010/01/07 9:50 PM LIFE〜暮らしの楽しみ

ガレット・デ・ロワ

前回の日記に書いたクリスマスリースを今朝取り外しました。
教会暦のいいトコどり(?)で、1月6日のエピファニー(公現祭)まで
飾っておいたのです。外しちゃうと、なんだか寂しい気がするものですね。

galette des rois set
エピファニーといえばフランスにすごく素敵なおいしい習慣があります。
それは、家族や友達が集まってGalette des Roisを食べること。
といっても、実際には1月6日限定のお菓子というわけではなく、
新年を祝うお菓子、幸福を招くお菓子として、新年に欠かせない存在で
1月中であれば何度でも食べられているようです。

3 galette des rois
今年は仕事でガレット・デ・ロワの記事を書くことになったので、
3ホール購入! もう原稿は書いちゃったし写真も撮り終えたので、
急な誘いに乗ってくれた数人でGalette des Rois Partyを開催しました。

galette des rois herme
まずはPIERRE HERMEのガレット オ ザマンド 3,360円。
黄金色の焼き色も、クープ(表面の模様)の出方もさすがの美しさ!
herme piece
サクサクの生地は、密度がありながらも空気を適度に含んでいます。
アーモンドクリームも美味。生地とクリームのバランスが絶妙です。

galette des rois hevin
こちらはJean-Paul Hévinのプティサイズ。2,415円。
ちなみに大きいサイズ(グラン)は3,675円です。
パイ生地にもアーモンドクリームにもショコラが配合された、
ショコラティエならではの変わり種。
hevin piece
断面を見てもわかるようにクリームはやや少なめですね。
サクサクと口どけのいい生地の食感を味わいたい人や
普通のガレットとはひと味違うチョコレートの風味を楽しみたい人に。

galette des rois paul
ブーランジェリー代表として、大好きなPAULも購入。2,205円。
ご覧いただければわかるように、見た目はいまひとつ・・・。
クープは浅いし、生地の立ち上がりもほかの2つに比べると見劣りするかも。
paul piece
でも!さすがはPAUL。カスタードのようなふんわりしたクリームも、
PAULらしい発酵バターの風味が効いたパイ生地も、かなり美味!
サイズも大きいし、パティスリーのガレットよりお安いし、
これは朝食代わりにあと数回(!?)は食べたい!と思いました。

さてさて、ガレット・デ・ロワの魅力はおいしさだけではありません。
おまけとして付いてくる王冠やフェーヴが乙女心をくすぐるのです。
crown

フェーヴ(そら豆の意味)は、ガレットの中にひとつだけ隠された
陶製の小さなオブジェ。昔は名前の通り乾燥そら豆が入っていたとか。
切り分けたとき、このフェーヴが入ったカットを食べた人は、
王冠を被ってその日ずっと王様・王妃様として祝福を受け、
一年を幸せに過ごせるといわれています。
feve

日本ではフェーヴを中に入れて売ることはできないと聞きましたが
デュヌラルテなんかは中に入れて販売しているそう。
でも多くの場合、フェーヴは「おまけ」として別添えされているので、
切り分ける際にうま〜く仕込んでおくといいですよね。

私たちのパーティではガレット・デ・ロワが3つもあったので
フェーヴを当てた王様も3人。3人が王冠をかぶり、王様だらけ!
なかなか楽しいパーティでした。毎年やりたいな。うん、やろうっと♪

そうそう、ガレット・デ・ロワにはコーヒーが合います。
ちょうど石かわ珈琲でおいしい豆を買ってきていたので、
すばらしい組み合わせが味わえました。※とくに「きたかま」ブレンドが大好き!
まだ豆も残っているし、ガレット・デ・ロワはホントにおいしいので
1月中にあと何回か食べちゃおうかなぁと思っています。

みなさんもぜひ!

Veronica

 

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