夏休みの自由課題 サッカーボールカスタム

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初めての夏休み。いくつか出された宿題の中で一番の悩みどころ(親にとってのw)は、やはり自由課題。ついこないだまで(!?)ヨチヨチしてた、夏休みというもの自体を初めて経験する6歳児に、「はい、夏休みの課題ですよ、自由になんでも作って〜」と投げかけても「え、何を??」となるのは想像の範囲内。ここは何かしら親が働きかけるしかないですよねー。

茅ヶ崎や逗子の海岸で何年かかけて拾い集めた貝殻を使って何か作るか?→でも、何を?貝殻のオブジェとか要らないし、、、

オブジェは作った後が困るから、ミニ盆栽とか作らせるか?→ハンズでいろいろ見せたけど本人興味示さず(自分が作るより、完成した美しいものを買ってくれと言われた)

ならば、興味のある鉱石で攻めようかと自分で作る水晶育成キットを購入し、提案→「これはたしかに作りたいけど、夏休みの宿題っぽくない」となおも拒否られる(どうやら、水晶=冬のイメージだから、らしい。まぁそれはわからなくもないので、その主張は受け入れる。親が手助けするとはいえ、本人が納得して作ることが大事だ)

で、パパが考えたのがサッカーボールカスタム。ずっと練習で使っているサッカーボールがイイ具合に薄汚れてきているのがトッキー的に気になっていたようだし、これなら学校から課題を持ち帰ってきたときの「なんでこんなもの作っちゃったんだろ?」という、自分自身が子どもの頃にそこはかとなく感じた違和感を感じさせることもなかろう(あの違和感も、思い出といえば思い出なのだけど)。実際に今自分が使っているものを、自分の手で生まれ変わらせるなんてコンセプトもすばらしいではないか。

というわけで。本人も「やってみたい」と納得し、家族総出で夏の一日をこれに費やす。使用するのは、パパ愛用の染めQ。
_DSC0038なんでもしっかり染まるよーん
_DSC0036染め前

_DSC0048ボールをパパに吊り下げてもらい、下地の染めQスプレー開始

_DSC0056シルバーで全体を染める。キラキラの粒子がヤバイくらい飛び散るw

_DSC0061ここにブラックで模様を加えていく。黒くしたい部分にだけペンで印を。この図案はパパがネットで調べて、実在するデザインを参考に。

_DSC0063マークした以外の部分は、黒い色が付かないようマスキングしていく。がんばって細かい作業をこなすトッキーだけど、この時点ではまだ完成形が見えていないので、「なんでテープを貼るの?」とギモンを抱えながらの作業w

_DSC0086ブラックで染める。もちろん、マスキングした部分は黒い染料が付かないので、シルバーのまま残るという寸法

_DSC0099しばらく乾燥させて、マスキングテープをはがす

_DSC0179完成〜!

 

なかなかかっこいいのができあがって、家族3人大喜び!

 

でも、この1週間ほど後に、トッキーが「僕、もっと作りたいものがでてきちゃった!」とまさかまさかの大どんでん返し。本人が作りたがった作品も追加で作り上げ、サッカーボールは「絵日記」の課題に(絵のみが)提出されたのでした。。

 

今年は、「自由課題って何だよ〜。よくわかんないよ〜」というスタンスのトッキーではありましたが、夏休み明けに「僕、来年はもっとちゃんと工作がしたい」とにわかにやる気満々になっていました。来年はどうしようかしらねぇ、ちゃんとした工作、かぁ。今のところ、「自作の迷路」(ビー玉で作るアレかしら)か、デザインあ展で見た「木のおすし」(これは、ハンズで木片をそろえてやれば楽しく作れそう!おもちゃとしても優秀だし)か、そんな感じのものを作りたいようである。がんばりましょう、来年も。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Veronica

子どもの創作意欲 -TOKIWArt-

アートディレクター、クリエイティブディレクター、アートデザイナー。仕事でお付き合いさせていただく方の名刺にはいろんな肩書きがあって、中にはクリエイティブアートデザインディレクター、なんて方も。親しいお相手だったりすると「すごい肩書きですね、全部盛りw」「すごそうでしょww」なんて会話をしたりもします。
fushimi_inari07photo by TOKIWA
デザインとアートの違い。それは感覚的に厳密なようでいて、じつは曖昧。そもそも感覚なんて個人で違うし。でも、仕事で知り合う方たちは「僕はデザイナーであってアーティストではないです」とおっしゃる方が多い。その理由も、感覚的によくわかります。

Artというと、まぁ一般的には、内面の感情や感覚を、誰かの目や商業的成功などを意識することなく、アーティスト自らの意志で表現すること。あくまで主観的であり、だからその作品を見たときにいいと思う人もいればなんだこれ?と思われることもある。それでいい、だってアートだから。でも、その表現方法もアーティストによって千差万別であり、じつはランダムに見える作品の裏に緻密な計算や試行錯誤が隠されていて、それこそが作品の質を高めているということも多々あるわけで。本物のアートというのは、そういう風にして完成度を高めたものだけを指す、と思ったりもします。

DSC0190 DSC0185photo by TOKIWA
私個人は、アート=実際の生活に取り入れられるもの。生活の必需品ではないけれど、あれば心を豊かにしてくれるもの、と捉えています。たとえば美しく盛り付けられたフレンチの一皿はアートだと思うし、錫や陶器やガラスの美しいお猪口だってアートだと思う。厳密にいえば、料理やお猪口は消費者の心を動かして「売れる」ことが重要だから、そういう意味では商業化がなされていて、つまりアートよりデザインに近いのかもしれないけど。言葉の定義はさておき、「私が好きなアート」とは、飾りたくならないような奇抜な絵や意味不明なインスタレーションなどではなく、たとえば美術館で見る有名画家の絵画だとしても、「これ、家に飾りたい」と妄想してしまうような作品です。

わが家に実際に存在するアートは、Joseph Beuysの作品。そのボイスと並んで飾ってあるSHIgeの作品も、立派なアート。商業的には何の評価も得ていませんが、わが家になじんでいて、ボイスの作品にも全く負けてはいません。部屋に飾ってあるトッキーの写真と絵も、アート。これまた商業的には(以下同文)。キャンプ場で、パパの一眼レフを首からさげて(小さかったのでカメラを目線まで抱え上げるだけでもそれはそれは重そうでしたw)、自分の好きなモノを集中して撮っていました。その製作風景も含めてわが家にとっては「TOKIWArt」です。

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小さい頃から工作が大好きなトッキー。何を作るのか完成するまでわかりませんが、本人には確固たるイメージが見えているようで、そこに向けて黙々と作業に集中する姿はちびっこいアーティストだなぁと思います。きっと、小さい子どもがいる家庭は、ある時期、たいていの親がそんな風に感じるのかもしれません。子どもたちって枠組みのようなものがまだなくて、いろいろ自由ですから。
wood_block04 block02インスタレーション?
子どもがアート作品をつくったら、思いっきり褒めて、飾ってあげたい。額装したりトリミングしたりして完成度を高めたり、内装との整合性を取ってもいいと思います。子どもの創作意欲は、そうすることでさらに広がっていくと思うのです。
tokiwart004 tokky-go-round02赤ちゃんの頃にも吊して遊んだね。

最後に、キャンプ場でトッキーが撮った写真。好きです。
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Veronica

 

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