HERZとRESO.のランドセル

息子、新一年生になりました。

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「サッチェルバッグを買う?それとも普通の安いのにする?」と、長い間の懸案事項だったランドセル問題は、渋谷に店を構えて40余年の革工房HERZのおかげで見事解決。

それがご縁で「大人になっても使い続けたくなるランドセル」という記事も書きました!

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HERZの定番ランドセル↑は十分にかわいいのですが、うちの場合、できればもっとboxyでもっとシンプルなのがいいと思っていて。HERZグループの中でオーダーメイドを専門に扱うRESO.で相談に乗ってもらうことにしたわけです。

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作ってくださったのは、笑顔がステキなRESO.の根津さん。この道30年以上のベテラン職人です。秋(10月の終わりぐらいだったかな?)に最初の相談に行き、その場でラフスケッチを描いていただきました。

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今回は取材を兼ねていたので製作行程も見ることができ、とても感動。手づくり、というのはわかっていたけれど、本当に、すべて手作業なんです。当たり前なんだけど‥。革をカットし、太い針で縫い合わせていくひとつひとつの作業が本当に丁寧で、何度「わー!すごい!ありがとうございます」と言ってしまったかわからないくらい(笑

簡単にではありますが、その丁寧な手仕事の一部をご紹介しますね。

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木戸上家のランドセル用、型紙。偶然にも、ベースになった型はカメラバッグ! 卒業後はパパのカメラバッグとして活躍か!?(本人は「誰にもあげない、ボクがずっと使うから!」と言ってますが)

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型紙をもとに「けがき」の作業。革にあたりを付けて型紙を転写していく感じです。

このあと、革表面の下処理をしたり、背面になる部分に樹脂板を貼付けて強化したり、感性に向けて必要な細かい作業が手際よく丁寧に続きました。

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ものすっごい太い針の業務用ミシンで縫製。HERZのバッグは「こわれないこと」が信条なので、糸も極太。これを縫えるのは、このミシンしかない、というくらいのパワーなのだそう。当然、穴があくわけですからやり直しもききません。機械なのでクセもあります。根津さんぐらいのベテランになると、傍目にはラクラク作業をされているようにしか見えませんが、かなり神経を遣う作業なのです。

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金具も(当たり前だけど)ひとつひとつ手で付けていきます。穴をあけるのも(当たり前だけど!)手作業。 HERZのカバンは真鍮の金具が定番なのですが、今回は根津さんがわが家のリクエストに応じてくださって、シルバー!やった!!

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名前を入れてくださる!ということで、最初はTOKIWAにしようかな、とも思いましたが、卒業後は私かシゲさんがおさがりをもらうかもしれないので、誰が使ってもいいようにKIDOUEと刻印してもらい、サイドに留め具で付けていただきました。これがまたかっこいい!と、トッキーも大喜び。

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ひとつのカバンの中でも使う場所によって革の厚みを変えていたり(たとえば今回のランドセルでは4種の革を使い分けているそう!)、糸のほつれどめの処理にも細心の注意を払ったり、こわれにくさと使いやすさに配慮した細やかな工夫がされています。

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ランドセルが、6年間限定ではなく、一生使えるカバンになる。ただただ「こわれない」というだけでなく「一生使いたいカバン」になる。

そう考えると、決して高くは感じませんでした。ランドセル、というだけで、何万円もする場合だってありますから。それに「いいものを大切に使う」ということを1年生のうちから実践できるというのもいいなーと思います。

丈夫なだけにけっこう重さもありますが、トッキーも「きんにく、つくよね!?」といいながら、「せかいにひとつだけのランドセル」を背負って毎日元気に登校しています。

 

Veronica

2014/08/12 5:46 PM GOODS〜好きなモノたち

LELABOの香水

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代官山駅からすぐのところに、「ここは、バー?」と見まごうような
スタイリッシュなお店「LELABO ルラボ」があります。
ひとつひとつの商品を、メイドトゥーオーダーで
その場で最終調合してくれるとっても高品質な香水のショップ。

以前、取材して記事にしたことがあるので、詳細はそちらを。

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ここの香りはどれも本当にナチュラルでセンスがいい。
香りが長く続くのも魅力のひとつです。
お高いと感じるかもしれないけど、一度使ってみれば
その値段も納得できる感じ。

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ラベルもかっこいいし
購入後に入れてくれるボックスもセンス抜群なので
大切な誰かへのプレゼントにもおすすめです。

ただし、好きな香りというのはやっぱり自分で選びたいので
一緒にお店に行って、好きな香りを本人に選んでもらい
それをその場でプレゼントする、というのがスマートかも。
調合している様子も見えるので、待っている間も楽しいですよ。

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わが家でも、2本目を購入しました。
上の写真は取材時のものなので、ライターとして活動するときの
旧姓で名前を入れてもらいましたが、今回からはkidoueで。
シゲさんと私と2人で同じ香りを使っています。
トッキーがつけるようになるのはいつのことかな?
(LELABOのお店は案の定、とても気に入ったようでした★)

Veronica

2013/02/20 3:05 PM GOODS〜好きなモノたち

緑寿庵清水の金平糖

金平糖といえば、愛らしいカタチが一番の魅力。
小さくてカリッと食べやすいのでトキワも3歳の頃から大好きです。
でも、味は「おさとう味」で、どれも同じ‥‥と思っていました。
緑寿庵清水の金平糖に出会うまでは。


トキワが生まれるよりもかなり前のこと。
京都へ行ったお友達がおみやげにと買って来てくれたのが
緑寿庵清水の金平糖との出会い。
いただいたのが何の味だったか忘れてしまいましたが、
「金平糖をおいしいと思ったのは初めてかも!」と
少なからず感激したのを覚えています。


そして今回、緑寿庵清水をちゃんと紹介したいな〜と企画を立て、
京都のお店を訪ねて取材もし、記事にすることができました。

60種もの風味を生み出す、職人技の結晶 〜緑寿庵清水の金平糖〜

金平糖の魅力を伝えたくて、スタイリングも美しく。


このブログに載せている写真は、記事では使用しなかった別カット。
どちらの雰囲気も気に入っています。


緑寿庵清水の金平糖は普通のに比べると高いですが、
発色がきれいだし、それぞれの味の素材感がとてもいいです。
(そもそも、普通の金平糖には味の違いなんてないですから!)


いちご味は味も香りもほんっとに「いちご〜!」だし
サイダーもちゃんとサイダーの清涼感が再現されています。
一度にたくさん食べるものでもないので、
フタ付きのガラス容器に入れてカウンターの上に置いておくと
かなり長持ち。飾って楽しめるお菓子だと考えれば
値段もさほど気になりません。

トッキーが、カウンターの椅子によいしょ、とよじのぼって
ガラスのフタをそぉっと開け、
「こんぺいとうたべていい?きょうはいちご!あ、やっぱりサイダーも!」
と、ちまちまうれしそうにつまんでいるのがかわいいです。

Veronica

旅先で器を買う

京都を旅した際に注文していた器が届きました。


静かな住宅街にある素敵な町屋を職住一体の「工房」とし、
日本酒にまつわる器を中心に、センス溢れる味わい深い作品を
ご夫婦で作っておられる酒器 今宵堂のおちょこです。

今宵堂のことはガイドブックやネットの情報で知っていて、
京都へ行ったら必ず立ち寄ろう!と以前からチェックしていました。
上原さんご夫妻の遊び心と気遣いの行き届いた小さな工房にお邪魔し
穏やかな時間を過ごしながら、まるで友達に相談するような感覚で
「こんな酒器が欲しいんです!」と細かくお願いしてしまいました。
SHIgeのブログでも詳しく書いています。


そして、ワクワクしながら待つこと数ヶ月。
手作りならではの質感とモダンなかっこよさ、
スタッキングできる実用性をも兼ね備えたおちょこが届いたのです。

試作として釉薬違いで2種類焼いてくださり、
購入を決める前にそれぞれ画像で見せていただいたのですが、
どちらも想像以上に素敵だったので、
結局2種類を2個ずつ、合計4個のおちょこを購入。
完全なるオリジナルの「作品」なのに、
1個2000円というリーズナブルな価格にも驚いてしまいます。


ずっとほしかった「焼き魚用の平皿」もお願いしていました。
親子3人とも粕漬けが大好きなわが家なのですが、
それを載せるのにふさわしい器というのが、なかなかなくて。
サイズ、色味、用途などを相談して
あとはお任せで作っていただきましたが、これも大満足。


魚だけでなく、香の物や小さな巻き寿司などを並べても映えるし、
とっても重宝しています。
おちょこも平皿も、うちに来た友人から「どこで買ったの?」と
何度も尋ねられる逸品。自分が作ったわけじゃないのに、
何となく誇らしい気分になれるのは、上原さん夫妻と実際に話して
なんだか身内のような感覚になっているから、かもしれません。
ご夫婦そろって、とても魅力的なかわいらしい方たちなのですよ☆


旅先で器を買うということ。
今宵堂のような完全なるオリジナルでなくとも、
そこには「旅の思い出」や「人との出会い」がセットになっていて
適当に買った市販品とはまるで違う愛おしさを感じさせてくれます。

思えば、最初に「旅先で器を買う楽しさ」を知ったのは
ギリシャのサントリーニ島でした。
旅先でムダに荷物を増やすような「土産物」は買わない!
と決めている私ですが、本当に気に入る器に巡り会えたとしたら、
それは決してムダにはなりません。

実際、サントリーニで買ったおみやげの中でも
この大皿は最も思い出深く、今でも活用頻度の高いものです。
これを見付けたのは、
Museumに置かれるようなお皿のレプリカを扱っている店でした。
昔ながらのデザインに則って、手描きで制作されるというお皿たち。

値段は1万円近くしたし、大きいし、割れ物だし。
最初、買う気は全くなかったのですが、何度か通って見ているうち
「これって、旅の思い出としてすごくよくない?」と思いはじめて。
衝動買いといえばその通りなのですが、本当に買って良かった!
わが家にはめずらしい柄物の皿。使うたびにサントリーニを思い出します。

トキワを妊娠中に旅した金沢でも、器に出会いました。

ギャルリ・ノワイヨで見付けた藤田圭子さんのまめ皿。
九谷焼の技術を活かした作品を作っている方ですが、
この皿はレースのような乙女チックな風情。
思わず一目惚れして、2枚ほど買って帰りました。
このまめ皿はトキワもすご〜く気に入っていて
金平糖など、かわいいお菓子を食べるときは必ずこれに載せたがります。


こちらの小鉢も金沢で買ったもの。
むかーしからありそうな、ひなびた古道具屋で見つけました。
昭和初期のものでもとは10客入りだったそうですが、
バラ売りされて5客が残っていました。
まとめて買うから!と安くしてもらい、予定外の買い物。
でも、ちょうどこんな大きさのデザート容器がほしかったのです。
金沢だから買った器、ではなく、ほしい器がたまたま金沢にあった。
そういう意味でも、思い出に残る買い物ができました。
葡萄にもアイスにも、そして漬け物にも合います。

島根の他郷阿部家に行った際には、出西窯にも足を伸ばしました。
ちょうどSHIgeさんのバースデイだったので、
一緒に行ったしゅんちゃん・すみちゃん夫妻が
「プレゼントに、何か買ってあげる!」と言ってくれて(ありがと)。

柳宗理が指導に当たった「柳宗理ディレクション出西窯シリーズ」
もいいなぁ〜、、、といろいろ迷いましたが
結局、サラダボウルにぴったりの大鉢を買ってもらいました。
和の煮物を上品に盛っても
洋のサラダをこんもり盛り付けてもしっくりくる
シンプルモダンな形と白釉の素朴な味わいがとてもいい感じ。
使うたびに、しゅんちゃん、すみちゃんと一緒に味わった
阿部家でのすばらしい暮らしや島根の景色を思い出しそうです。

今後も、その土地、その店でしか出会えない器を見付けたら
きっと買ってしまうことでしょう。
そして、それを生涯(割れないように細心の注意を払いながら!)
大切に大切に、使い続けることでしょう。

Veronica

2011/10/24 4:20 PM GOODS〜好きなモノたち

Infinistoriaのリップクリーム

いつも持ち歩く化粧品や、毎日使う日用品。
そんな身近なものほど、好きなデザインを選びたいと思います。

たとえば「デザインは好きじゃないけど中身はOK」な1000円のものと
「中身はいいし、デザインが大好き」な1500円のものと。
500円の違いを高いと感じるか、妥当と感じるか、なのですよね。
使い捨てのものならまだしも、長くずっと使うものなら
500円余計に払っても、満足できるものを「自分のもの」にしたいです。
もちろん、1000円でデザインも中身も最高のものがあれば
それに越したことはないし、
相場が1000円程度なのに3000円もするようでは、買う気にならないけれど。

というわけで、乾燥する季節に欠かせないリップクリーム。
例年なら缶入りの、指に取って塗るタイプのリップバームを買うのですが
(なぜって、スティックよりもデザイン的に素敵なものが多いから)
今年の秋はスティックを探すことに。
というのもうちの彼がずっと「唇の乾燥がどうも治らない」と訴えていて、
缶入りは指がベタベタするからイヤだ、と言うからです。

たしかに。スティックタイプで素敵なのがあればそれが一番。
で、 InfinistoriaのOPERAシリーズを選びました。

容器がプラスティックじゃなくてスチールだったらもっといいけど
この値段でこの成分なら、満足できる内容です。


持ち歩いても、置いておいても、目障りじゃないリップ。
結局、この冬じゅうは彼と二人で使ってもこれ1本で事足りるわけだし、
1500円払っても十分にモトが取れると思います。

身近なものほど好きなデザインを。
暮らしを少しだけ豊かにする、小さいけれど大きなポイントです。

Veronica

 

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