秋も食べたい冷やし中華
冷やし中華は夏の風物詩。
9月に入ると、もう「季節外れじゃない?」と思われるかもしれませんね。
でもわが家では年中食べたい料理のひとつです。

うちの冷やし中華は一風変わっています。
手間はちょっとかかるけど、決して難しくはありません。
特徴は、麺そのものがおいしいこと。具そのものもおいしいこと。
つゆは酸味が抑えめで、コクとさわやかさが同居していること。
そしてたっぷりかかっていること!です。
レシピをあれこれ考えはじめたのは、
「冷やし中華ってもっとおいしくなる気がする」という
彼の一言がきっかけでした。
中華麺はおいしいけど、なんで具は常にサラダ的なのか?・・・と。
私としては、さっぱり系の具があってもいいとは思うのですが、
たしかに、きゅうり、ハム、トマト、錦糸卵・・・という
おなじみの組み合わせは、改良の余地があるなぁと思いました。
お店だと、立派な焼き豚やエビなんかがドーンと載っているのも
見かけますが、そうなると値段もドーンと上がってしまって。
というか、もともと冷やし中華ってなぜか高いですよね・・・?
そんなわけで、まずは「具材のイメージを自由に解放せよ!」(笑)
というところからスタートしたのです。
そして、麺・具・つゆ、ついでにお皿にもこだわって、
わが家の冷やし中華が完成しました。
*

まず、麺は西山製麺。専門店仕様の本格的な玉子麺です。
昔からここのラーメン&スープが大好きで(メンマもおいしい!)
よく買っているのですが、この麺を冷やし中華にも応用しました。
私は近所のスーパーで買っています。ホントにおいしい麺です。
具その1。野菜。わが家の定番はナスとズッキーニですが、
赤パプリカやもやしなどもおすすめです。
ポイントは、生ではなく、炒め野菜にすること。
火を通したほうが中華麺やつゆに合うと思います。

たっぷりの油を熱して、細長く切ったナスを入れ、
塩少々も加えて、しっかり炒めます。味付けは甜麺醤。
醤を入れると焦げやすくなるので火を消してから味付けしても。

フライパンを軽く拭いて、ズッキーニも同様に。
味付けはXO醤を使っていますが、ナスと同じ味でももちろんOK。
甜麺醤もXO醤も、ふだんの野菜炒めに使っても本格的にできるので、
冷蔵庫に常備しておくと便利です。

具その2。チャーシュー。やわらかく作るポイントは、
最初からタレで煮込まないこと。
味つけしてから煮込んでしまうと肉が硬くなるのです。
私は圧力鍋で香味野菜と一緒に煮込んでお肉を柔らかくしてから、
濃いめのタレで味を付けています。
※参考にしたのはこちらのサイト。
焼き豚まで手作りする時間(&気力)がないときは、
できるだけお肉屋さんの焼き豚を買っています。
市販のより安いし、やっぱり断然おいしいので。

具その3。焼きトマト。
プチトマトをオリーブオイル+にんにく+塩少々で軽く炒め、
仕上げにお砂糖を加えてフタをします。
箸で混ぜるとくずれやすいので、鍋ごと動かしながら砂糖をからめる感じ。
ほのかな甘さとにんにくの香りが抜群のアクセントになります。
調理することでトマトの照りも増すので、見た目にもおいしそう。
しっかり炒めてにんにくをカリカリにしてもおいしいですよ。
トマトって、生のままでもおいしいけど、こうして調理すると、
それだけでも立派な一品になるし、パスタにのせても美味です。
中でもこの冷やし中華には、生より調理したほうが合います。
そのほか、煮卵や白髪ネギなどをお好みでのせてもよいと思います。
つゆは、かなり頭を悩ませました。
よく見かける市販のつゆは私たちには酸味が強すぎて・・・。
去年までは手造りひろた食品の冷やし中華つゆを使っていたのですが、
この夏から、近所のスーパーで取り扱いをしなくなってしまい・・・。
ひろたのつゆは、ダシもしっかり効いているし、
酸味もちょうどいいし、すご〜くおいしかったのに、とても残念。
かといってわざわざネットで取り寄せるのもどうかなぁ・・・と。
ならば、つゆも作るか!と思ったりもしたのですが、
うちの冷やし中華は具に手間をかけているので、
つゆはできるだけ市販を使いたいなぁ、なんていう思惑もあって。

で、今年使い始めたのがヒゲタの冷し中華つゆ しょうゆ味。
これは酸味もほどよいし、なかなかおいしいのです。
でも、ひろたに比べるといまひとつコクが足りない気がして。
そこで、ごま油とチキンスープ(顆粒)を加えてみたら・・・
理想的な味に変身しました!
写真のように、ごま油をたっぷり入れるのがポイントです。
市販のつゆって、誰もが好む味になっているので、
それを味のベースにして、より自分好みにととのえていく、
というのもいいなぁと思いました。

大好きなミッレフィオーリのお皿にのせ、
つゆをたっぷりとかけたら、さぁ、めしあがれ。
Veronica
















