2017/03/10 5:20 PM Life

星のや 東京


話題のホテル型旅館,星のや東京に行って来ました。
1泊1室7万8000円~(税・サービス料込み、食事別)の和風高級ホテルと話題の星のやですが、外国人には特に、せっかく日本に来たなら欧米型の高級ホテルより絶対にお勧めしたいホテルです。
日本人でもちょっと泊まってみたいと充分に思わせる正統進化した和風の旅館です。


大手町に建つタワー型旅館星のや東京。
都心では唯一の温泉旅館です。
和室があるホテルはありますが、今まで何故なかったんだろうと?という東京で唯一の全館和風のホテルでもあります。


大手町フィナンシャルシティの一角にあり、ビルを覆う麻の葉をモチーフにした金属の装飾が特徴的な、地下2階、地上17階の建物が星のやです。


一般的なホテルに比べ、入り口は意外とこじんまりしています。


入り口を進むとスタッフがにこやかにお出迎え。
部屋だけ和室というホテルがよくありますが、ほしの屋東京は玄関からもう和風仕様です。塔の旅館と言う名称は伊達じゃありません。
玄関で靴を脱ぎスタッフに預けます。スリッパはありません。フロント以外、エレベーター内も全館畳敷きなのでそのまま歩く仕様です。


こちらは地下駐車場の入り口。こちらの方が旅館の入り口然とした感じ。
都心なので電車利用が多いそうですが、車できた場合はここから入ります。
近接ビル共通の駐車場なので、料金は別途1日8000円かかるそうです。


部屋へ向かいエレベーターを降りると畳敷きの廊下です。
完全に和の雰囲気ですね。和食のレストランだとこう言う雰囲気のお店はよくありますが、ホテルとなると東京(世界?)ではここ1軒だけです。
ちなみにエレベーターは共用施設と宿泊階以外降りられません。


フロントには行かず、最初に案内されるのが各階のフロア中央にある、お茶の間ラウンジと呼ばれる部屋。


まずは、お茶とお菓子を頂きます。
この日出た創業300年日本橋・長門のくず餅は、わらび粉で作られた100%わらび餅です。
賞味期限が当日なので、知る人ぞ知る東京名物です。
ほうじ茶もその場で煎りなおしているので、館内にお茶のいい香りが漂っていました。
こんな感じで、お茶菓子と言えども抜かり有りません。


お茶を丁寧に入れてくれるスタッフ。缶はオリジナルの紋が入った開化堂製。


他にコーヒーや日本酒、おむすび味噌汁セットまで頂けます。
お酒も色々あり、この日は入手困難な而今(じこん)の濁り酒。爽やかで美味しい日本酒です。セレクトが秀逸。
どれもこだわりの逸品なのにフリードリンク、フリーフードはさすがです。
スタッフが常駐しているので、いつでも何回でも訪れる事ができ、宿泊客同士の交流の場にもなっているそう。

部屋の前の格子戸。ドアの前にワンクッションあるのが風情があっていいですね。
格子戸は平安時代からある仕切りですが、都内ではなかなか目にしないかも知れません。引き戸をそっと開け閉めする、貴重な和体験の1つです。

部屋の鍵はICタッチ式。
甲州印伝の巾着に木製の印籠カードキーが入っています。
オートロックですが、解除する事も可能。1フロア6部屋なので、友人同士で貸し切った時にはドアに鍵を掛けないで自由に行き来するなんて使い方も出来るとか。2部屋を子供部屋にして、なんて使い方をしたお客さんもいるそうですよ。宿泊階以外には降りれないエレベーターの仕組みが活きる機能ですね。



定員3名、角部屋の菊。
和モダンなたたずまいですが、障子や群青色の壁や琉球畳など伝統的な雰囲気でもあります。高層ホテルの一室には見えません。



外の麻の葉の装飾が、障子に影となって映っています。


菊の間のバスルーム。
こちらは機能性重視で洋の雰囲気でもあります。

特注のタオル。
耐久性のためか高級ホテルでも厚いゴワゴワのタオルが主流ですが、これはフワフワでとても柔らかいタオルです。
スキンケアはオイルフリーのLIRIo。水溶性ゲルでお肌に優しいと定評のジャパンブランドです。


ベッドサイドの調光器。
スイッチ類の機械的なデザインが、オトコ心をくすぐります。ベッドにいながら部屋全体を調光できます。


定員2名の桜。
オリジナルの畳ソファは座り心地抜群で、椅子でもソファでもない日本の床でくつろぐ感覚を快適に体験できます。


バスルームはバスタブとシャワーブースが別。
ガラスはもちろんスモークに可変できます。
トイレはまた別室です。
ふつう高級ホテルでも風呂とトイレが一緒ですが、星のや東京は日本の家の様に、風呂とトイレが別なのも日本人には落ち着きます。ユニットバスは1つの家に何個もバスルームがある欧米の住宅に適していて、1部屋に1つのバスルームしかないホテルには向かない気がするんですよね。



そして、星のや東京に泊まる一番の理由と言ってもいいのは、日本の伝統、綿打ちの寝具を使ったベッドです。
特に綿打ちマットレスは星のや東京オリジナルで、今のところ他の星野リゾートグループでも採用していないそう。スプリング・マットレスとも、低反発マットレスとも、ウレタン・マットレスとも違う初めての寝心地。
全体に柔らかく包まれる様なふんわりとした寝心地で、本当に気持ちがいいです。
この綿打ちベッドの寝心地の良さを体感するためだけでも、星のや東京に泊まる価値があると思うくらい、唯一無二の感覚でした。


貸し出し着は、浴衣ではなく着物。着物ですからこのままコンビニに買い物へ行ってもいいわけです。ストレッチがきくジャージ素材で動きやすく、シックな色合いがいいですよね。着方は浴衣と同じなので、簡単に着れます。
カードキーの巾着にスマホを入れてちょっと銀座へお出かけなんて、粋です。日本人でも着物を着る機会がないですから、これも良い日本体験です。


そしていよいよ最上階にある温泉へ。
もちろん宿泊客しか入れません。



浴場前のテーブル。オブジェのようです。



こちらは脱衣所。
アメニティーやタオルも充実していて清潔感が溢れます。


温泉成分表。
温泉が出るまで1500m掘ったそうです。
大手町はもともと海だったこともあり、ここの温泉成分はナトリウムが多い塩化物強塩温泉。つまり、かなりしょっぱい塩水です。


洗い場と浴槽。
外国人客を想定して、お風呂の入り方が細かく書いてありました。
湯船に入る前に体を洗いましょうってことですが、外国人でも客層が良くマナーが良いのでトラブルはないそうです。1泊7万8千円〜ですしね。


このトンネルをくぐると、露天風呂になります。
かがまないと通れない、ちょっとわくわくする通路です。


高い壁に囲われた屋上の露天風呂。
宿泊客しか体験できない東京の異空間です。
温度は41度で、丁度よく長風呂できる気持ちのいい温度です。


上と横の格子から外の空気が入ってきて気持ちがいいです。
内風呂だとそんなに長風呂できませんが、露天だと気持ちよくて長風呂できます。
そんなに広くない空間で、小上がりもありません。
つまり撮影は、パンツ一丁になって湯船から撮ってます。



地下の星のや東京ダイニング
和のフレンチと言った感じの料理で、ここだけは宿泊客以外も訪れる事ができる施設です。
宿泊費に料理は含まれませんが、ハイレベルな料理なので体験してみるのも悪くないはずです。


お部屋で頂ける朝食。
ほしの屋の食事は本当にレベルが高いと毎回思います。
料理はもちろんですが、単純にお米と味噌汁が美味しい。
創作和食とかではない基本のレベルの高さだと思います。
別料金で4000円ですが、宿泊したら朝食は是非頼みたいところです。


最後、チェックアウト時にフロントに寄ります。
フロントだけは板張り。ここではセンスの良いパッケージのオリジナル土産が購入出来ます。

星のや東京、外国人も注目の都市型日本旅館ですが、実は都内在住の宿泊客も多いそう。昨今久しい和を生活として体験でき、最上のおもてなしを受けることができるとあれば、ただのホテルと言うより外国人にも日本人にもお勧めできるジャパン・アミューズメントと言えるかもしれません。

 

mondo alfa
世界が注目する都心の日本旅館「星のや東京」、日本文化の真髄を極めた和空間と“おもてなし”
http://www.alfaromeo-jp.com/mondoalfa/hotel_hoshinoyatokyo/

SHIge

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