2011/12/19 2:48 PM Art,Goods

シャルロット・ペリアン


シャルロット・ペリアンの代表作オンブル。
合板の曲げ木、スタッキング可能、デザインの斬新さ、モダンデザインの椅子の傑作です。

一般にはモダニズムとは1つのデザインのジャンル的なもので、デザイン的アプローチで表現されたものがモダンだと認知されている人が少なくないと思われます。
しかし本来のモダニズムとは、装飾や絵柄などに頼らない本質的な形状の美しさを追求し、素材や技術を探求して形状の可能性の幅を広げ、さらには最良の機能性をも追求し、それを社会一般に浸透させようとしたものです。
モダニズムと言うのは、ただ単純にカッコイイものと言う以上に、既存の価値観より優れたものを生みだそうとした先進的な向上心を持つ偉大な人々の指針なのです。
つまり、カッコイイけど使い辛い、すぐ壊れる、素敵な模様が付いている、値段が超高い、何かのモチーフをデフォルメしたもの、歴史があるから、有名デザイナーだから、ダイヤが付いてるから、等々はモダンデザインではないのです。

20世紀初頭、アカデミズムやブルジョア的価値観と闘った史上最も重要な建築家ル・コルビュジエの元で、椅子やインテリアの価値観を一変させたシャルロット・ペリアン。コルビュジエのLCシリーズを84年前に、しかも若干20代前半でデザインしたとはまさに驚きです。
モダニズムとは、どの時代にあっても普遍的な価値基準であり、流行や時代に関係ありません。ですからポスト・モダンとは幻想で、装飾華美なポスト・モダンは今日ではお土産物的なデザインものにすぎないのが実情です。
大事なことは、美しさ、素材、機能。

うちのロフトにあるペリアンの80年代のライトですが、可動式のフラップで光を直接照明か間接照明に変えることが出来ます。斬新なデザインと機能で気に入っています。

mondo alfa
世界のインテリアを変えた女性、ペリアンが日本に遺したもの
http://mondo.alfaromeo-jp.com/art/1130 

SHIge

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