2010/10/25 2:29 PM Art

大徳寺塔頭 龍源院

半分仕事で行った京都。もう半分の観光は大徳寺塔頭の1つ龍源院に行ってきました。
枯山水の名所として有名で、枯山水の写真集で見てから1番に行きたかったところです。


最初に出てくるのが、こ沱底(こだてい)という庭で、阿吽の石と呼ばれる石は聚楽第の基礎石と伝えられるモノ。
写真は阿の石を配した部分です。


次は東渓禅師が師である実伝和尚から賜った「霊山一枝之軒(りょうぜんいっしのけん)」という室号から名づけられた庭。
昭和の作庭で、石と白砂と苔のコントラストが見事です。


ほとんどが苔で構成される竜吟庭(りょうぎんてい)は室町時代の作庭。
眼前に広がる苔が圧倒的です。


最後に見たのが、四方を廊下に囲まれた東滴壺(とうてきこ)。
じつは写真集で見てから、これを見たくてしょうがなかったんです。
昭和の大作庭家、重森 三玲の弟子になる作庭家で、鍋島 岳生(なべしま がくしょう)による1960年の作庭です。
現代壺庭の傑作と呼ばれている庭だけあって、そこらの現代アートでは全くかなわないだろう、造形に対する美意識を感じます。
普通だったら単なる廊下に囲まれたデッドスペースが、このために用意された様な空間。まさにインスタレーションですね。

極端に小さくてもいいから、いつかモダンにアレンジした、現代住宅にマッチするような石庭を造れたらいなぁなんて思いました。

SHIge

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