2020-03-20

カーヴォロ・ネロ(黒キャベツ)のズッパ、カリカリに焼いたパン添え♡

■冬のお野菜Cavolo Nero(黒キャベツ)、見かけたら絶対買うやつ

青山のファーマーズマーケットで農家のお兄さんから買ったカーヴォロ・ネロ。
この季節にしか買えないので、見かけたら必ず買っておきたいイタリア野菜です。

黒というか、深いグリーンなんだけど、この色味がなんとも力強い。
味わいも、コクと旨味があって、「コンソメ要らずの野菜」って感じ。
スープに使うとよいダシが出ますよ。

■真ん中の芯は取り除いて、葉っぱだけを使用。でも、芯も食べます

イタリア人のおじさんが料理するのを見ていたら、
真ん中のかたい芯(筋?)の部分を片手で持って、反対の手で葉っぱの部分だけすすすーっと引っ張って切り離す(こそげとる感じ?)、という作業をやってました。

わが家のレシピでもその作業を必ずやっています。息子や夫も一緒になって。

もちろん、切り離した芯の部分も捨てません。
細かく刻んでソフリットにしてもいいし、アーリオオーリオ風の味付けにして
炒め物として食べたり、サラダのトッピングにしたり、
ほかの具材とあわせてパスタソースにしてもおいしいです。

材料

*カーヴォロ・ネロ(葉の大きさによりますが、7〜8枚。お好みでOKです)
*白インゲンの水煮
*ソフリット用の野菜:にんにく1片、にんじん1本、玉ねぎ1個、セロリ半分
*プチトマト 7〜8個(お好みで。甘いプチトマトを使って下さい)
*ローリエ
*オリーブオイル
*塩
*パルミジャーノ・レッジャーノ

*バゲットやカンパーニュなどのパン!

作り方:

1)「ソフリット用の野菜」をすべてみじん切りにし、オリーブオイルで炒めてソフリットを作る。
※野菜の量が生の半分くらいになるまで、弱火でじっくり! このソフリットが旨みの秘訣!

2)カーヴォロ・ネロは筋を取り除き、葉っぱの部分だけを手で適度な大きさにちぎっておく

3)ソフリットができたら半分に切ったプチトマトとカーヴォロ・ネロの葉っぱも加えてさらに炒める。

4)ある程度しんなりしてきたら白インゲン豆の水煮を入れ、水も加える。
月桂樹を入れて蓋をし、クタクタになるまで煮込む

5)パンをカリカリに焼いておく。
※トースターでもOKですが、わが家ではバターをしいたフライパンで両面を焼いています。
バターの香りがまたよいのです!

6)味を見て、おいしい塩で調味する。
※必要に応じて野菜のブロードを追加。
カーヴォロ・ネロのコクが加わるので塩だけでもおいしいです。お好みでどうぞ。

7)お皿についだら、良質なオリーブオイルをたっぷりまわしかけ、すりおろしたパルミジャーノ・レッジャーノもたっぷりかけて、完成!