2020-04-01

オーブンで焼く Cavolo Verzaのロールキャベツ、肉肉しいリゾット詰め!

■美しきちりめんキャベツCavolo Verzaの味と見た目を際立たせる料理

以前ご紹介したCavoro Nero(黒キャベツ)のズッパに続き、まためずらし系キャベツのレシピを考えてみました。

今回はちりめんキャベツ(サボイキャベツ)。
きれいな色〜っ✨ なんだかエレガント〜っ✨
料理はイタリアのレシピを参考にしたので、Cavolo Verzaとイタリア語でお呼びしましょう。

作ったのは、ロールキャベツ(イタリア語ではInvoltini  di Cavolo Verza)。
「煮ないで焼く」「美味すぎ詰め物の秘訣」はこちらにまとめています。

材料:

詰め物は多目に作り、余ったらそのまま召し上がれ♡

*Cavolo Verza(サボイキャベツ)外側数枚分
※真ん中の太い芯は取り除き、小さく刻んでスープの具などにどうぞ。
ちなみに中のほうはかなり小さめの葉っぱで黄色っぽい色味。
これもミネストローネに入れると美味です。

*セロリ1本(白い部分)、にんじん1本、玉ねぎ1個、にんにく1片
※ソフリット用です

*豚肩ロースのかたまり  500g程度
*バスマティライス1カップ
*グラナパダーノ(もしくはパルミジャーノ)60g
*ローズマリー、イタリアンパセリ
*野菜のブロード大さじ2、水2カップ
*ナツメグ、黒胡椒、ローリエ1枚

*ソース用のトマトピューレ
*仕上げにかけるグラナパダーノたっぷり!

作り方:

下準備:
・Cavolo Verzaは塩を加えたお湯で下茹でして水気をふいておく。
・グラナパダーノをフードプロセッサーでおろしておく。
※チーズグレーターでもちろんOKですが、フープロでまとめておろしておくと楽ちんです。
・オーブンは200度に予熱する。

1)豚肉をフードプロセッサーで大きめに挽いておく。
※余裕があるときはざっくり手切りするとさらに肉肉しさがUPします★

2)セロリ、にんじん、玉ねぎ、にんにくをみじん切りにする。
深めの鍋にオリーブオイルをしき、野菜を入れて弱火で炒めてソフリットをつくる。
※野菜のカサが半分になるくらいじっくりと!
※ソースのベースにもなるので、大さじ2杯分くらい別皿に取っておきましょう。

3)2)にバスマティライスを加えて炒め、豚肉も加えてさらに炒める。

4)みじん切りにしたローズマリーとイタリアンパセリを加え、
水2カップとブロード大さじ2、黒胡椒、ナツメグ、ローリエも入れる
※ナツメグはホールで買い、使うたびにすりおろすと香りが断然ちがいます★

5)蓋をして煮込み、お米に多少芯が残るくらいで火を止める。
グラナパダーノを加えて味見をし、必要なら塩を加える。
これで詰め物は完成!

6)詰め物の粗熱が取れたら、下茹でしたCavolo Verzaで巻き巻き!

7)巻き終えたら耐熱容器に並べ、グラナパダーノを上からまぶして、
200度のオーブンで15〜20分ほど焼きあげる。
※詰め物には火が通っているし、キャベツも下茹でしてあるので、焼き色がつけばOK。
高温のグリル設定で一気に焼き上げてもOK!

このまま食べてもおいしいですが、やはりソースはほしいですよね。
オーブンの焼きあがりを待つ間にささっと作っちゃいましょう。

先ほど取っておいたソフリットをフライパンに戻し、
イタリア産トマトのピューレとオリーブオイルを加えてしばらく煮込み、
塩とグラナパダーノたっぷりで味付けするだけでもOKですよ。
アルチェネロのピューレがおすすめ!ライフならかなり安いんです、これ)

焼き上がったらお皿に盛り、ソースをかけてチーズをふりかけます。

ワインと一緒にめしあがれ♡

Cavolo Verzaはなかなか手に入らないので(季節が限られているしね)、年中手に入る普通のキャベツでもやっています。

この詰め物だけでもめっちゃおいしいので、リゾットとして単体で作るのもありです♥︎