2020-08-05

おうちメキシカンを楽しむ秘訣「手作りサルサ」

メキシコには、若かりし頃に一度だけ行ったことがあります。

当時はまだ私も会社員で、社員旅行でアメリカに行き、
サンディエゴからの「ついで」だったのですが、
同僚たちが当時活躍していた野茂英雄投手の登板を見にスタジアムに向かう中、
ひとり、バスで日帰りTijuana(ティファナ)ツアーに繰り出したのです。

目的はずばり「本場のメキシコ料理を食べてみたい!」。
野茂さんを見たい気持ちもありましたが、食欲が勝っちゃったというw

■サンディエゴから日帰りでいける
国境の街「ティファナ」でメキシカン!

国境の街・ティファナはとても活気があってにぎやかなところ。
あやしげな雰囲気もなくはなかったけど、
たまたまふらりと立ち寄った屋台のおじさんがとても親切で
「メキシコの人たちのストリートフードが食べたい」というと
いろいろおすすめを紹介してくれました。
(後から聞いたら、おじさんの娘さんと私が同い年だったようです)

そのとき気づいたこと。
日本で食べるメキシカン(実際にはテックスメックスだからアメリカ料理かな)は
たとえばタコスといえばタコミート、レタス、トマト、チーズで決まり!
みたいな、なんか画一的なイメージだけど、本場のタコスは「何でもあり」

サイコロステーキみたいな牛肉とハーブ。
プルドポークと玉ねぎ。
ドネルケバブみたいなでっかい豚肉をスライスしたやつとパイナップル。
揚げた白身魚。グリルした海老。

トルティーヤは日本でいうお米のような「主食」であり
その他は「おかず」だから、そりゃバリエーションも豊かなわけです。

とにかくいろんな食材が「具」になって、
サルサ(ソース)もお店によって味わいがけっこう違ってて、
どれもおいしかったなぁ〜という感想でした。

 

■日本でも本格的なメキシコ料理を食べたい!
ならばまず、サルサ・クルーダを作りましょ!

さて。日本でもそういうのを再現したいなぁと思うわけですが、
あれこれ手を出すにはまだ経験が浅いので(もう1回はメキシコ行きたい!)、
まずは基本中の基本として「サルサ・クルーダ」を自宅で作れるようにしてみましょ。

日本で「サルサ」といえば、この「サルサ・クルーダ(生のサルサ)」のこと。
現地では「サルサ・メヒカーナ」とも呼ばれます。
生のトマト、玉ねぎ、スパイスなどを刻んで混ぜるだけ。
すぐ作れるし、これがあるとおうちメキシカンがぐんっと本格的においしくなります◎

メキシコ人的に「基本を守ればあとはなんでもありだよ」だったので、
わが家ではズッキーニをプラスしてみました。これがなかなかよいのです。

■すぐできる! サルサ・クルーダのレシピ

材料:

*甘いプチトマト 20個ぐらい(作りたい量でどうぞ)
*ズッキーニ 1/2本
*紫玉ねぎ 1/4個
*にんにく 1片 ※にんにくペーストでもOK

*タバスコ 小さじ1(お好みで)
*クミンパウダー 小さじ1
*レモン汁 1/4個分
*オリーブオイル 30-50cc
塩・コショウ 適量
*イタリアンパセリ 適量

*トルティーヤチップスを添える
※わが家では「ドリトス タコス味」が定番です!

作り方:

1)紫玉ねぎはみじん切りにし、水につけて30分以上置き、水気を切っておく。
プチトマトは1/4サイズに切り、キッチンペーパーなどで軽く絞っておく(絞らないと水っぽくなるので)。
ズッキーニは7mm程度のさいの目切りに、にんにくはみじん切りにしておく。
イタリアンパセリは手でちぎる。

2)ボウルに材料をすべて入れ、混ぜ合わせる。
スパイスや塩コショウは味見をしながら好みで加える。

3)ドリトスを添えてめしあがれ。

■好みの具材とトルティーヤにのっけてタコスに!

以前の記事で失敗知らずのチキン・チリビーンズのレシピを紹介しました。

缶詰で失敗知らず!「チキン・チリビーンズ」時短レシピ

このおいしすぎるチリビーンズとサルサ・クルーダ、千切りレタスでタコスをつくると、
これがもう完璧!!!

 

トルティーヤはフライパンでさっと焼いてから食べるとよりおいしいです◎

 

こんなときに飲みたいのは、言うまでもなくコロナビールでしょっ。

コロナは、ライムよりレモンをしぼって飲むのが好きですね〜。