作りたくて泣いちゃったあの子のためにレシピ公開♡
渋谷区の子ども向け施設「景丘の家」で、あじさいゼリーを教えてきました。
景丘の家では季節感や日本の伝統行事を意識した素敵なフリープログラムをスタッフが考え、
子どもたちと一緒に楽しんでいます。
私はお菓子や軽食を一緒に作ったり、編み物を教えたり、こども食堂をお手伝いしたり。
いつも楽しく子どもたちと触れあっています。
2022年は梅雨があっという間に開けてしまいましたが、
6月の景丘で「自然の色で作るあじさいゼリー」を企画・実施しました。
ぷるるんと涼しげで、梅雨でも真夏でも楽しんでいただけるスイーツです。
当日は先着順。予定していた人数を上回る子が参加してくれました。
でも、ギリギリで参加できなかった女の子が思わず泣いてしまったり
(材料と人数の関係でどうしても対応できず・・・ごめんね!)
夏の間だけ一時帰国しているという海外在住の方から
「日程が合わず景丘には行けないのでレシピを教えていただけませんか」
とインスタ経由でご連絡をいただいたり。
見た目が美しいので、「作りたい」と思う子どもたちの気持ち、わかります!
みんなに教える前に試作を繰り返して、あじさいゼリーの部分だけでなく
土台になるブランマンジェもとろ〜りなめらかに仕上げました。
見てかわいい、食べておいしい、しかも手軽に作れるのがポイントなんです♡
美しいブルーを作り出すバタフライピー
このスイーツの最大の特徴は、美しい色のゼリー。
参加した子どもたちから「うっわ〜!きれいすぎる♡」と歓声があがり、
見守るママからも「自然の色だなんて、すごい」と驚嘆されたバタフライピーです。
普通に煮出すと透明感のあるブルー、レモンやライムを絞り入れると
むらさき色に変化するんです!
バタフライピーとは:
東南アジアでよく見かけるマメ科のツル性ハーブ。
ツユクサのような濃い青い花が咲くのですが、その様子が小さな蝶々のようなので
この名前がついたようです。
アントシアニンが豊富で、煮出すと透明感のあるブルーになります。
カルディでも売っていますが、Amazonで買うとたくさん入っていてお得。
「まずはお試ししたい」という方は10包入りをどうぞ。
私は子どもたちや料理教室で教えたりもするのでさらにお得なのを買っています。
バタフライピー単独だとそのまま飲んでもあまりおいしくないので、
ハーブティーとしても楽しみたいときはブレンドタイプがおすすめです。
実験系スイーツにいろいろ使えるので、たくさんあると重宝しますよ。
美容にもいいので、夏の常備ドリンクにも◎
ガラス瓶8個分のあじさいゼリーレシピ
<用意するもの>
・ガラス容器(グラスで作ってもOK。蓋付きなら手土産やプレゼントにも◎)
※私はセリアの蓋付きガラス容器を使っています
=ブランマンジェ用=
・アーモンドミルク(無糖)400ml
・生クリーム 160ml
・グラニュー糖 80g
・粉ゼラチン 6g
甘味の入った「オリジナル」を使う場合はグラニュー糖を加えないで作るか、
もしくは味見しながら砂糖の量を減らしてくださいね!
=あじさいゼリー用=
・バタフライピー ティーバッグ1袋
・水400cc
・グラニュー糖 40g
・粉ゼラチン 10g
・レモン 1/2個分の搾り汁(ライム汁でもOK)
※酸味がきいているのが好きな方はお好みで増やしてくださいね!
まずはブランマンジェを作ります。
1)アーモンドミルクとグラニュー糖を小鍋に入れ、沸騰しないように温めながら砂糖を溶かす。
2)火を止め、粉ゼラチンを入れて泡立て器でしっかり溶かす。溶けたら生クリームも加える。
3)氷水の入ったボウルにつけながら、泡立て器で軽く混ぜながら粗熱をとる。
(3の行程を行うことで、早く固まります)
4)型の6〜7割ほど流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。
続いて、あじさいゼリーを作ります。
5)水を小鍋で沸かし、バタフライピーを煮出す。グラニュー糖をも加えて溶かす。
6)好みの色合いになったら火からおろしてティーバッグを取りだし、粉ゼラチンを加えて混ぜる。
7)先ほどと同様、氷水の入ったボウルにつけながら、泡立て器で軽く混ぜながら粗熱をとる。
8)2つのバットに半量ずつ入れ、片方のバットにのみレモン汁を絞り入れる。
(果肉もおいしいのでそのまま入れちゃって大丈夫です)
9)冷蔵庫で冷やし固め、ナイフで小さなスクエア型にカットするか、フォークで細かくする。
10)ブランマンジェが固まっているか確認し、その上に青と紫のゼリーを好みで盛り付ける。
ブランマンジェはとろ〜りなめらか、あじさいゼリーはちょっぴりかため。
この食感は粉ゼラチンの量で調節します。
私は今回ご紹介したレシピの割合が好きですが、お好みで変えてみてください。
景丘の家で作れなかったあの子もこの子も、ぜひおうちで作ってみてね♡