南イタリアを代表する大都市・ナポリには、趣の異なる2つの魅力があります。ひとつ目は、混沌と活気にあふれた旧市街。石畳の路地に庶民的なお店や飲食店がずら〜っと並ぶ下町「スパッカ・ナポリ」をぶらぶら歩いているだけでワクワクしちゃいます。
※スパッカ・ナポリのご紹介はまた別の記事にて!
■街の中心部からナポリ湾まで散策
そしてもうひとつは、ヴェスヴィオ火山を背景にまぶしく輝くナポリ湾の絶景です。
中心部から歩いて、海へと向かいましょう。
私たちが訪れたのは10月初旬でしたが、ナポリの日射しは真夏のよう。
サンタ・ルチアに向かう道すがら、「キリッと冷えたスパークリングが飲みたいな(でももこういう小さな店だし、あったとしてもビールかな)」と思いつつ海岸沿いの露店に立ち寄ると、なんとプロセッコが!
プロセッコでのどを潤しながら、ナポレターノお気に入りの散歩道、サンタ・ルチアの海岸通りを歩きます。
「ナポリを見て死ね」の言葉が生まれたのもうなずける、まさに絶景!
ヴェスヴィオ火山を背景にキラキラ光るナポリ湾、たくさんの小舟、起伏のある海岸線・・・
しばし写真をお楽しみくださいw
■埠頭の先に建つ歴史的建造物「卵城」
サンタ・ルチア通りの先、ナポリ湾に浮かぶ小島・ガリデ島に建つのがナポリ最古の城「Castel dell’ Ovo(卵城)」。
長い埠頭の先端にあり、“海に突き出た城”として有名なサンタ・ルチアのシンボルです。
この「卵城」は長い歴史を誇るだけでなく、最上部にある砲台から絶景が眺められるのも魅力(しかも入場無料)。
そして、城の周りに軒を連ねるカフェやレストランがこれまた魅力的なのです。
今日のランチはこの辺りで!と決め、しばし散策しながらよさげなレストランを探すことに。
■眺めのよいレストランで出会った、衝撃の美味しさ!
いろいろ歩いてみた結果、愛想良く声をかけてくれたおじさまのいるレストランでランチすることに決めました。
「何しろバリバリの観光地だし。雰囲気重視で味はそうでもないのかな」
なんて思いつつ注文したのに、これがなんと・・・思いがけない衝撃的な美味しさだったんです!
詳細は次回の投稿にて!