■少ない材料で手早くおいしい「タルタル」
海老好きな人、サーモン好きな人、簡単でおいしい前菜のレパートリーを増やしたい人。
そんなあなたにぜひおすすめしたい「タルタル」2種のレシピをご紹介します。
海老の下処理さえしておけば、あとは「切って混ぜるだけ」的な簡単レシピ。
なのに、海老の「ぷるっ♥︎」サーモンの「とろっ♥︎」とした食感がすばらしく、
スパークリングに合うしクラッカーにのせても完璧だし、前菜として極上です。
そもそも「タルタル tartare」といえばステーキ料理です。
ざっくり言うと、生の馬肉や牛肉を細かく刻んで味付けしたやつ。
モンゴルの遊牧民を指す「タタール」が語源だといわれています。
機会があれば、新鮮な馬肉のタルタルも食べてみたいな〜。
さて、タルタルの調理法は前述のように「生」なんですが、
馬肉はハードル高いし、牛肉の生食は日本人的には抵抗があります。
ちなみに、牛肉自体は、生食しても何ら問題はないのです。
海外では普通に生で食べられていますしね。
日本は過去に食中毒事件があったため、レストランでの生牛肉の提供が
実質「禁止」になっちゃったんです。
でも、おいしい赤身肉こそ、生で食べるとさらにおいしい。
レストランで提供されないわけですし、レアな牛肉はおうちで食べるに限ります。
表面だけ焼けば殺菌されるので、生で食べても全く問題ありません。
※牛肉を使ったおいしい前菜レシピも別の記事でご紹介しますね。
っと、少し話がそれちゃいましたが、
今回のタルタルでは海老とサーモンを使います!
牛肉の代わりに、というわけではなく、純粋においしいからです♥︎
■アルゼンチン赤海老がおすすめな理由
海老好きファミリーなわが家では、バナメイ海老をよく買います。
ブラックタイガーより早く成長するらしく、値段も安い。
ブラックタイガーのほうが弾力が強いかなと思いますが、
たっぷり使いたいので安いバナメイを使うことが多いです。
でも、輸入物は生食に適さない(禁止はされていないけど、リスクはあるので)。
では国産の海老にする? と思うと、味と品質は間違いないけどお値段が・・・。
というわけで、輸入物なのに生食OKのアルゼンチン赤海老なのです。
■アルゼンチン赤海老のタルタル・レシピ
材料:
*アルゼンチン赤海老 5尾(お好みでどうぞ)
*オリーブオイル
*ディル、イタリアンパセリなど好みのハーブ
(海老やサーモンにはディルのさわやかな香りがよく合います♥︎)
*塩こしょう
*レモン
作り方:
1)海老の下処理をする。
殻をむく→背わたをとる→片栗粉をもみこんでしばらく置く→白ワイン(水でも可)で洗う
→ペーパータオルで水気をしっかりとる
2)1)の海老を包丁でざっくり刻む。
3)刻んだハーブ、オリーブオイル、塩・黒コショウを加えてねっとりするくらい混ぜあわせる。
※塩の量は小さじ1/2ぐらいから入れ始め、味見をして調整してください。
4)仕上げにレモン汁を少々まわしかけ、ディルを飾る。
お皿に盛って出すか、クラッカーにのせて提供する。
■サーモンのタルタル・レシピ
材料:
*ノルウェー産アトランティックサーモン 買いやすい量で!
※ライフの「ノルウェー産北極圏生サーモン」おすすめです。
*オリーブオイル
*ディル
※サーモンにはディルが欠かせません!
ディルそのものが入手しにくい場合はIKEAのディルソースを使うのもおすすめ。
*塩こしょう
作り方:
海老と同じです。レモンは加えても加えなくてもOK。お好みで!
下処理をしなくていいので、海老よりさらに簡単ですね★
■スパークリングとの相性も抜群◎
以前、「グラス選びで家飲みが変わる!ツヴィーゼルとおつまみレシピ」の記事でも
ご紹介しましたが、このタルタルはスパークリングワインと非常によく合います。
おいしいプロセッコと一緒に、ぜひお試しください。
*お買い物情報*
●アルゼンチン産赤海老はスーパーでも買えますが、
たくさんあっても困らないよ〜という方は、Amazonのほうがお得。
冷凍なので長持ちするし、タルタル以外の使い道も多いのでおすすめです。
●クラッカーのおすすめは、ヨーテボリーのサリナスクラッカー。
カルディやナショナル麻布で買えますよ〜。