2020-10-12

ここはローマ最大の(というか、ヨーロッパでも最大級の)テルミニ駅。

構内にスーパーマーケットやカフェなどもたくさんあり、暇つぶしにはもってこい。この日は、早朝にテルミニ駅近くのホテルをチェックアウトし、すぐに電車で移動することになっていたので、朝食は駅構内で取ることにしました。

早朝から賑わっていたこちらは、1834年創業のフォカッチェリア「Antica Focacceria San Francesco」。シチリアの州都・パレルモに本店があり、テルミニのほかミラノなどにも出店している人気店です。

シチリア名物の「アランチーニ」(ライスコロッケ)がおいしそう!

ほかにも、リコッタチーズのクリームがぎっしり詰まった「カンノーリ」やカラフルで可愛らしいマジパン菓子「マルツァパーネ」など、シチリアらしい食が堪能できます。

もちろん、イタリア人の朝食に欠かせないコルネット(イタリア版クロワッサン)も!

ピッツァもおいしそうです♥︎

本来、イタリア人の朝食はコルネットに代表される「甘いパン」とカプチーノの組みあわせが定番です。若い女の子も制服姿のいかつい軍人さんもおじいちゃんも、紙ナプキンをさらっと巻いたコルネットにかじりつきながら、バンコ(カウンター)で店主や常連と軽くおしゃべりしながらカプチーノを飲んで出勤します。

When in Rome, do as the Romans do!(郷に入っては郷に従え)ってやつで、私たちも基本の朝食をいただくことに。

でも、ショーケースに並ぶおいしそうな料理を眺めていたら、それだけじゃもったいない!と思ってしまうのが人情ってもの。日本人は朝からわりとしょっぱい系をがっつりいきますしねぇ。

というわけで。

食いしん坊の旅行客でありながら食が細い・・・という残念な私たちにとっては、一食一食がとても大事。ていうか、旅の目的の半分以上はそこ。なので、「食べきれなくてもしょうがない」とPizza alla NormaとAlancinoを追加注文したのです。

Pizza alla Norma
Arancinoも。これが、さすがにめっちゃおいしかった! 

オレンジの形に似ているという理由で、「arancino(オレンジ)」(複数形はアランチーニです)と呼ばれます。日本でも何度か食べたことがあるけど、大きくてお腹いっぱいになるしそんなに美味しくないし・・・とか思ってました。きっとイタリアでなら、とチャレンジ気分で注文してみたのですが、期待以上でした! 衣はカリッとサクサク、中の味付けもさすが。頼んでよかった♥︎

そして、地味なニュースですが、トッキー人生初のカプチーノでございました(飲み干すまではいかず、私のを2口ほどw)。

駅構内のカフェだからじつはそんなに期待してなかったけど、いい気分でローマを発つことができました。


テルミニ駅からイタリアの新幹線(?)、フレッチャアルジェント(=銀の矢)でバーリ駅に向かいます。距離にすると東京ー名古屋よりちょい遠いくらい? 4時間少々かかりますが、駅でおやつやお酒を調達しておいたので、のんびりまいりましょう。

2020-03-18

ローマに行ったらジェラート食べて。・・・あとは?

ローマといえば、トレビの泉? スペイン広場に真実の口? あ、そうそうコロッセオ! あとは、カルボナーラとアマトリチャーナとジェラート食べて、老舗バールに行けたらいいや。

ローマに行くことが決まってからも、その程度の情けない知識しかなかった私。そもそもローマは「プーリアに行くための玄関口として」行きと帰りにしょうがなく1泊ずつ・・・という失敬な感じだったのです。

もちろん「せっかくだから!」と、そういうのもしっかり堪能したんだけど(ザ・観光地の写真はまた別の記事にて)、当初ノーマークだったのにかなり気に入ったエリアが「トラステヴェレ」でした。

■ローマの魅力は「テヴェレ川の向こう」にあり!

ローマの中心部はテルミニ駅周辺(初日は、移動の便利さを考えてテルミニ周辺に泊まりました)。トレビの泉やスペイン広場があるあたりです。コロッセオや真実の口はやや離れていて、ローマ市内を流れる「テヴェレ川」のそば。

そして、この川を渡った西側のエリアが「トラステヴェレ」(日本語でテヴェレ川の向こう側)。安くておいしいトラットリアがたくさん立ち並び、静かさと街歩き要素がほどよく同居する「ローマの下町」です。

テヴェレ川を渡ろうとしていたちょうどそのとき、旧型のチンクに遭遇♡

ローマ最大級の蚤の市で掘り出し物に出会う!

毎週日曜日、ポルタ ポルテーゼ(ポルテーゼ門)界隈ではローマ最大級の蚤の市が開催されます。蚤の市、大好物♡ そもそもローマ最終日がたまたま日曜日だったので「ならば!」とトラステヴェレ宿泊を決めたようなもんです。

別名「泥棒市」と呼ばれたりもするこの蚤の市。「どこから盗んできたの!?」という珍品が並ぶこともあるため、その名が付いたそう。
とくにあやしい雰囲気はありません(笑)。そもそもローマ自体にスリが多いようなのでそれなり注意しつつもキョロキョロとそぞろ歩く。楽しい。

とくに何かお目当てがあったわけではないけれど、すっごい気に入ったのがこれ!アラブ系の男性が売っていた指輪たち。どれもかわいい♡

純銀だからお買い得だよ、1つ20€。とか言われたけど、交渉して10€に。もっとたくさん買ってまとめ値引きを狙いたかったんだけど、最終日だったこともあり、あまり現金を残しておらず。残念。

でも、素敵な指輪が買えて大満足♡
古本もめちゃ安。シゲさんが「撮影小物に」とローマ市内のまぁまぁお高いところで買ってたんだけど、こっちの方が安くて種類も多かった!次回はここで。
変な石像、でっかい仏像、片っぽだけの靴とかもあって、なかなかのカオスっぷり。じっくり探せば素敵な掘り出し物に出会えそう? 

ローマの中心部よりのんびりオシャレな街歩き

テルミニ周辺は店も名所も多くてその分人もいっぱい。あれはあれで楽しいけれど、程よい活気と風情がある街並みをあてもなく歩いたり、川沿いのオシャレなバーで飲んだり、安旨のトラットリアで食事したりしたい人にはトラステヴェレはとてもよいと思います。

どこを歩いても石畳、というのが素敵。アスファルトではこうはいかない。全体的にフラットだし、楽に歩き回れる小さな規模なのもまたよいのです。歩くのが楽しい街って、いいよね。

今回はお目当ての店を決めていたけど、目と鼻を頼りに食べ歩くのも楽しそう!
中心部より、トラステヴェレのほうが断然好きな雰囲気でした。
いかにもおいしそうなトラットリアもいろいろ。高級そうなオステリアやリストランテもあり、食目当ての観光客も多いエリアなのです。

■ラストランチはカルボナーラとサルティンボッカ

ローマ最終日、っていうかイタリア最終日のランチは、伝統的なローマ料理のお店「Checco Er Carettiere 」ケッコ・エル・カルティエーレへ。

入口は小さめですが中は広々。中2階まであってけっこうなお客さんが入れそう。
まずはvino。ハウスワインは1グラス3€ととてもお手頃。
家族連れやカップル、ワンコも一緒ににぎわう店内♡ 壁にはこの店を訪れた銀幕のスターたちの写真が飾られています。
天井が高く、開放感があります。吊されたにんにくまでなんかおしゃれ(笑)。これ、お料理に使うんだろうか(使っててほしい)。
野菜のアンティパストもいろいろおいしそう。

せっかくだから「ザ・ローマ料理」を食べたいよね。トッキーは「カルボナーラ!」と最初から決めていたので、あとはアマトリチャーナとサルティンボッカを頼むことに。

Spaghetti alla carbonara €18.00
Bombolotti all’ amatriciana  €18.00
リガトーニより短め、パッケリより小さめのボンボロッティを使ったアマトリチャーナ。昔ながらの伝統的なレシピで、おいしかったです。
Saltimbocca alla Romana €22.00
サルティンボッカに付き物のセージは、お肉とプロシュットの間にはさまっていました。これは、お家でぜひ再現しようと決めました。
おいしくいただきました♡
ワンワンにもご挨拶して帰りましょう。

あっという間のトラステヴェレ滞在。またぜひ再訪したいと思います。

そして、今回初めて食したローマのサルティンボッカ。お肉がしっかり目に焼いてあって(日本人的にはやや焼きすぎなくらい)、そこが残念だったんだけど、セージの香りがとてもおいしかったので、ぜひキドウエ家のレシピとして開発したいと思います!