■大豆だけじゃない!豆の栄養と魅力
昔から私たち日本人に欠かせない、栄養抜群かつ身近な「豆」といえば、大豆です。
茹でたり煮たりしてそのまま食べるだけでなく、豆腐に納豆、味噌に醤油、油揚げ、豆乳、きな粉などさまざまな形に加工されて、「気が付けばそこに居る♥︎」という、身近でありがたい存在ですよね。
それだけに、わが家では大豆製品(お豆腐や納豆、油揚げなど)を食べることが圧倒的に多く、「豆そのものを活かした料理」をつくる機会はこれまであまりありませんでした。
※夫が「豆料理ってニガテ!」ということもあり〜。
でも、昨年の夏ぐらいから「豆レシピ」を考案する必要があり、水煮缶も含めて「日々の食事で食べたいと思うもの」という視点で、いろいろ考えてみることに。
そのいくつかをご紹介したいと思います♥︎
※レシピをすぐに見たい方はこちらからどうぞ↓↓↓
■夏の定番「枝豆」、塩茹で以外の食べ方を探したら究極のペーストが誕生っ!
トップ画像にも使っている「美しいグリーンのペースト」、その正体は枝豆ちゃん。
大豆がまだ熟さない青いうちに茎ごと収穫したもの、それが枝豆です。
塩茹でするだけでも「はう〜、夏っ!」という季節感を味わえますが、これをペーストにしてみたら、期待以上においしかったんです!!!
ブルスケッタにしたら絶品だし、パスタソースにしてもめっちゃおいしい。
ヒントにしたのは、イタリアのペスト・ジェノヴェーゼ(バジルペースト)。
なので、材料は、枝豆、パルミジャーノ・レッジャーノ、松の実、オリーブオイル、塩。バジルを枝豆に置き換えただけです。
グリーンの色合いがきれいだし、バジルとはまた違ったおいしさが堪能できます。
そうそう、枝豆って日本独特の食材ですが、海外でも「Edamame」として人気。
イタリアにもsoia edamameという冷凍品が売っていました。
■市販の缶詰でめちゃ簡単!チリビーンズとチキンのアヒージョ風
お次は缶詰のチリビーンズを使った、アレンジ・レシピ。
チリビーンズとは、テキサスやニューメキシコなどアメリカ南部で広まった代表的なテックスメックスです。
※ちなみにチリコンカンには唐辛子や肉も入っていますが、チリビーンズは豆がメインで辛くない味付けでもOKなので、子どもも食べやすいのが特徴。
チリビーンズ自体を自分でつくることももちろんできます。
使う豆の種類も、大豆、レンズ豆、ヒヨコ豆など何でもよいのですが、チリビーンズそのものが食べたいのならともかく、そこからさらにアレンジしようとなると、なかなかの手間。
そんな中、見つけたのが「味付け不要」のS&Wチリビーンズです。
スーパーでも売っていますが、ご近所で買えない方はネットでどうぞ。
Amazonでお得にまとめ買いする人も多いです。
缶詰なので日持ちするし、けっこう使い勝手がよいのです。
この缶詰自体の味付けは優しいので(辛みもありません)、にんにくとオリーブオイルをプラスして、アヒージョ風に。
具材としてもも肉を入れているので、そのまま立派なおかずになります♥︎
※チキン・チリビーンズのレシピはこちらからどうぞ。
チリビーンズはメキシコ発祥なので、タコスっぽく味わうのもおすすめです。
トルティーヤ(市販品)をフライパンであぶって、千切りレタスとチキン&チリビーンズをたっぷり!
これだけでもおいしいですが、ササッと作れるトマトのサルサ(手作りがおいしいです。レシピは近々!)をトッピングするとさらに美味です。
■フムスのヒヨコ豆は水煮より乾燥豆を。栄養豊富で美味な常備菜に!
お店のフムスはどうも酸味が強い傾向があって、「おいしいんだけど・・・もっとコクを出してクリーミーにして、酸味もほどよくしたい」と思っていました。
以前、水煮缶で作ってみたらあまりおいしくなく。。
「そりゃそうよね」と反省し、乾燥豆を使ってみたところ、これがなんと!
最強においしかった!!!
決め手は、
・一晩水に浸けたヒヨコ豆を圧力鍋でやわらかく煮込んだら、ペースト状にする前に皮をとりのぞくこと
(→俄然なめらかになります/この作業は映画とか見ながらのんびりね)
・白ごまペースト必須、オリーブオイルもたっぷり
・クミンとレモンはほどよく(お好み通りに★)
というところ。
※フムスの詳細なレシピはこちらからどうぞ。
ヒヨコ豆(ガルバンゾー)は一度に300gぐらいは使うので(たくさん作って常備♥︎)、私は1kg入りのものをネットで買っています。
よく買うのはこちら↓
新大久保あたりに行くともっと安く買えるんだけど、今はなかなか外出もままならないし、重いからねぇ。
ガルバンゾーはAmazonで買う派です!
■浸水不要の乾燥レンズ豆。ミネストローネや煮込みをお手軽に
最近お気に入りのレンズ豆。
浸水せずに使えるので、スープや煮込みに重宝しています。
茶・赤・緑と3食あるのもなんだかかわいくて。
レンズ豆がよく活躍するのはミネストローネ。
日本のミネストローネはトマトスープ的な扱いになっているけど、実際はトマトが入らないミネストローネもありまして。
そのかわり、たっぷりのお野菜と「穀類・豆類」「小さなパスタ」は必ず入ります。
料理教室でも大人気のメニューです。
お豆のスープといえば、こちらもわが家の定番です。
これには、水煮缶の白インゲン豆を使っています。
ミネストローネとズッパのレシピはまた後日。