南イタリア・プーリア州。
ガイドブックの数も少ないし、日本ではそれほど有名な観光地ではありません。
が! おいしいものいっぱい、美しい街だらけの本当に素敵なエリアです。
魅力が多いわりに観光客がそこまで多くないのは、公共の交通機関がさほど充実していないせいもあるかも。
(観光客が少ないからこその魅力、というのも実際あります!)
予定を組んでいた段階で行きたかった街は、
・Bari バーリ(この辺りの玄関口なので、ここは外せません)
・Alberobello アルベロベッロ
・Locorotondo ロコロトンド
・Cisternino チステルニーノ
・Ostuni オストゥーニ
・Carovigno カロヴィーニョ
・Matera マテーラ
そして最後にナポリ!でした。
どんなルートでどうまわれるか、相当下調べをし、行き着いた答えは「レンタカーでまわるのがベスト!」ってこと。
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年会費無料ですし、思い立ったときに作っておいて損はないです!
■美しすぎる海の街、ポリニャーノアマーレでHo fame.
実際に巡った街の詳細は後ほどまとめますが、レンタカーを選択したおかげで、行く予定のなかった街にも立ち寄ることができました。
今回はその中のひとつ、アドリア海の絶景スポットPolignano A Mare ポリニャーノアマーレをご紹介します。
思わず言葉を失う美しい海・・・の写真は最後にまとめてお見せするとして、食メインの当ブログとしては何はさておき食べ物です。
ポリニャーノアマーレはバーリからアルベロベッロに向かう「通り道」だったので、レストランについてはそこまで本気で検索しておらず、、わりと行き当たりばったりで(一応TripAdvisorはチェックして)、「L’Officina dei Sapori」という小さな食堂に行ってみました。
Ho fame.オ ファーメ(おなかがすいたぞ)!
■ショーケースで指さし注文
今日は眩しいくらいに晴れた、とても気持ちのいいお天気。
その小さな食堂のテラス席には、おじいちゃんと孫らしき男の子が座っています。
お客さんかな?と思って目で挨拶すると、男の子がすっと立ち上がり、身振りで店内へと案内してくれました。
いかにも家族経営という雰囲気。ネコちゃんもぬぬ〜っと遊びに来てる・・・!
そうそう、こういうところに来たかったんですっ!
あぁ〜、ホントに気持ちのいいお天気!
というわけで、テラス席に陣取りました。冷えたビールがうまいぞ!
注文は、店内のガラスケースに並ぶ手作りのお総菜を実際に見ながら、「これ!」と指さす方式(イタリア語がベラベラなら、ベラベラしゃべればいいんだけどねw)
オーブンで焼いたり温め直したりして持ってきてくれるので、注文し終えたらテーブルで待っていればOK。
対応してくれたスタッフには英語がほぼ通じませんでしたが、とくに困ることもなく。
※プーリアの食堂やバールでは、英語が通じないことがけっこうあります。
が、こっちも最低限のイタリア語を覚えていけばいいし、身振り手振りと笑顔があれば、ノープロブレムです。
つたないイタリア語でChe cosa è questo?とか聞きながら、「なにしろ海辺だもんね〜、やっぱ魚介よね」「パスタはもちろんいっとくし、野菜も食べたいからズッキーニもね〜」と、ちょこちょこいろいろ頼んでみました。
■タコやらズッキーニやらニョッキやら!
トッキーはティンバッロが気に入ったようで、モリモリ食べていました。
今回、南イタリアを巡ってわかったことは、「魚料理よりもタコや貝や海老がおすすめ」ってこと。
魚は日本のほうが素材も味付けもおいしい気がしました(もちろん店や調理法によるんだろうけど、食堂レベルではそんな印象)。
そして、パスタやニョッキはどこでもおいしいので、そういうのを食べていれば充分かもな〜とも思いました。
たくさん食べられる人はアンティパストもプリモ・ピアットもメインもデザートも挑戦できるけど、わが家は残念ながら少食なので(ホント、残念な胃袋)。
何はともあれ、トッキーがティンバッロを気に入ったようでよかったよかった◎
日本ではなかなか見かけませんものね〜。
ではでは最後にポリニャーノアマーレの美しい絶景をお見せします〜。
今回は10月になっていたのと、移動途中のちょっとした寄り道だったので、私たちは泳がなかったけど、泳いでいる人たちもかなりいて。
後で地元の人に聞いたら「こういう季節に泳ぐのはたいていドイツ人だよ」と言われました(笑)
今度は水着を持ってじっくり立ち寄りたいです。
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